2023年最新版!《オレンジ》振袖特集
2022.08.27
成人式の振袖にオレンジ色は珍しいかもしれませんが、実はそこがポイント。
成人式の振袖にオレンジ色を選ぶことで、友だちとかぶることなく個性的な着こなしが出来ると、年々人気が高まっています。
また、着るだけで元気になるビタミンカラーのオレンジは、成人式というハッピーな日を彩る振袖にふさわしい色でもあります。
1.「 オレンジ」の色の意味
「社交」「交流」「非日常」「楽しむ」等、明るい意味を持つ、オレンジ色。
赤に黄色を混ぜて出来るオレンジ色は、茜色や夕日の色等、連想する事が太陽の色になりますので、オレンジを着る事で、見ている人も元気にさせる色だと思われます。
振袖でいうと、一昔前はオレンジ色の様な赤の振袖が多く、今の様な可愛い赤ではない為、落ち着いた雰囲気に見えます。
帯合わせはベースが「金」や「白」が主に使われる帯の色になると思うのですが、振袖の柄によっては、黒地の帯も良いと思います。大柄の振袖なら黒地だとお洒落になります。
「銀」系の帯だと、古典柄に合わせると落ち着き過ぎる部分があるので、なるべく華やかなものを選ぶことをお勧めします。
- オレンジ色の振袖は、こんなお嬢様にお勧め
赤や紺、白等と違い、人気色では無い為、オレンジ色の染め上がりは少ないのが現状です。 しかし、逆に考えると、着ている人は少ないので個性的、そして人と被りたくないと思われているお嬢様にお勧め。
個性的な色ではありますが、古典柄のオレンジだと古風・レトロな雰囲気もあります。 個性的な色であっても柄やコーディネイトで正統派にも出来るオレンジ色。自分好みのコーディネイトで楽しんで下さい。
- オレンジの振袖のイメージとは?
オレンジ色の振袖は、着るだけで溌剌とした明るい印象にしてくれるのが特徴。
- 元気にしてくれるビタミンカラー
ビタミンカラーの一種で、太陽の光やたき火、果物のオレンジを想像させるため、暖かくて親しみやすい雰囲気で、着る人も見ている人も元気にしてくれます。
- ビビッドオレンジ×古典柄でゴージャスに
明るいオレンジにはポップな柄でキュートに、くすんだオレンジにはレトロモダンな柄でアンティークな雰囲気にと、個性的な色なのに、どんな柄とも相性が良いのも魅力。
意外なことに、ビビッドなオレンジには大胆な古典柄が映えるため、ゴージャスな振袖姿も演出できます。
2.成人式にオレンジの振袖がオススメの理由
オレンジの振袖は今はまだ数少ないため、友だちとかぶらないだけでなく、振袖姿の女性が大勢集う成人式でも、その存在感をアピールすることができます。
また、赤の振袖だときつく見えてしまう、ピンクではガーリーっぽくて自分には似合わないけれど、成人式には明るくて華やかな装いがしたい時にも、オレンジの振袖が活躍してくれます。
- 振袖にオレンジが似合うのはどんな人?
オレンジが似合うタイプは、黄みがかったオークル系の肌で、髪は栗色や茶色がかっていて、瞳はダークブラウン系の人といわれています。
また、いつも明るくて元気な人には明るく澄んだオレンジ色が、落ち着いた雰囲気の人にはエルメスオレンジや柿のような深みのあるオレンジが似合います。
オレンジに馴染みがないため似合うかどうかわからない人は、ゴールドとシルバー、どちらのアクセサリーが似合うかで判断してもいいでしょう。
シルバーよりもゴールドが似合う人には、オレンジ色も似合うはずです。
オレンジ色の振袖といえばポップやモダンなものをイメージしがちですが、古典柄とも相性抜群。
そもそもオレンジ色は日本の橙色なので、古典柄に合うのは当然なのです。
橙色(だいだいいろ)とは、熟れた橙 だいだいの果皮のような鮮やかな黄赤色のことです。色名が生まれたのは比較的に新しく明治以降から。『蜜柑色 みかんいろ』は同色で、ほとんど区別されていません。
『赤』と『黄色』の中間色にあたり、英語の『オレンジ』に対応する色になります。
ちなみに、橙がつく色には『赤橙 あかだいだい』という色もあります。
一口に橙色と言っても、赤橙(あかだいだい)のように赤みの濃い色から、杏色(あんずいろ)のように、やわらかな優しい色まで様々ございます。
また、黄味によると「鬱金色(うこんいろ)」、「山吹色」、赤味が強くなるにつれて「人参色」、「柿色」、「東雲色」、「曙色」、「朱色」
茶色がかってくると「煉瓦色」など様々な日本の色があります。煉瓦色はテラコッタオレンジといったところでしょうか。
3.まとめ
オレンジ色の振袖はじわじわと人気が高まってきてはいますが、まだまだ定番色とはいえないため、却って存在感のある着こなしができます。
とくに赤やピンク以外で華やかな装いをしたいという方にオススメの色。
ポップやモダン、レトロなどの柄付けもステキですが、古典柄を選べばゴージャスになるため、個性的な地色に正統派の柄という組み合わせにも、注目してみてはいかがでしょうか。